「祓はらえ 儀礼と思想」國學院大学博物館へ

國學院大学博物館の企画展「祓はらえ 儀礼と思想」を見に行った。

最近気になる神社について、身近にありつつ知らなかったお祓いの歴史について、とても興味深い内容だった。

古代の神道には他の宗教にはある教祖や経典がなく自然発生的な自然信仰が元にあったが、道教や仏教、陰陽道儒教など外からの影響で変化して今のような形になっているということ。それが主に文字資料の展示で構成されている。大学が所有の資料とのこと。

常設展示も縄文土器土偶、剣や玉や鏡まで所狭しと展示してあって、凄い。博物館の外には何か石室のようなものまでひっそりある。それが無料。レジ袋まで有料になったこのご時世に東京にこういう場所があるというのも驚き。

その後近くの氷川神社に立ち寄り茅の輪くぐりをして参拝。七夕だったので笹の七夕飾りが飾られ浴衣姿の人達もいる。なんだか変わらないものにほっとする。